
イギリスと言えば、まず思いつくのは赤い2階建てのバス、ダブルデッカー。せっかくイギリスに来たのなら、一度は利用してみたいですよね。
しかし、どうやって乗るのか、いくらかかるのか、そもそもバスなんて日本でもあまり乗ったことがない…という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、イギリスのバスの乗り方、料金などを徹底解説します!
ぜひこの記事を参考にし、イギリス滞在を大いに楽しんでください。
乗車前に
まずは地図アプリで現在地から目的地までを検索します。
ここでは仮に、バッキンガム宮殿から大英博物館までを検索してみましょう。
Googleマップでもいいのですが、料金を知りたい方はCitymapper(シティマッパー)というアプリもおすすめです。webサイトもあるのですが、日本語で検索したい方はアプリをダウンロードするのがおすすめ。後で必要になるので、Googleマップでも同様に目的地までの経路を検索しておいてください。

一番上に「19 / 38」と書いてあります。これが乗車するバスの番号、電車で言う「路線」になります。19番か38番のバスに乗れば、目的地に到着しますね。同じく14番のバスでも大英博物館に行けます。
一番上をタップして詳細を開くと、と出てきます。間違えにくいよう、イギリスでは各バス停にアルファベットが振られています。助かる!
ということでまずは「Green Park Station」というバス停の「J乗り場」に向かえばよさそうです。
いざ乗車!
バス停を探す
バス停近くに到着したら、看板を探してください。
そこにあなたが乗りたいバスの番号と乗り場のアルファベットがあったら大正解!バス停の名前と、その下にたくさんの数字が書いてあります。先ほど調べた「19」「38」がしっかりとあることを確認し、目的のバスが来るまで待ちましょう。
同じ名前のバス停が、道を挟んで少し離れた反対側にも存在します。電車の上りと下りのような感じですね。方向を間違えないよう、乗り場のアルファベットをよく確認してバス停に向かいましょう。
バスを止める
バスは当然ながら車道を走っています。長く引き留めてしまわないよう、事前にクレジットカード等の決済手段を手元に用意しておいてください。
バス停で待ちながら、目的のバスがいつくるか目を凝らします。バス前面の電光掲示板に数字が表示されていますので、それを参照してください。違うバスに乗らないようご注意を!
また、基本的にバスは「自分で止める」必要があります。乗りたいバスが近づいてきて、バスの番号を確認して合っていたら、手を横に出して「私はそのバスに乗ります!」とアピールしてください。でないと、バス停に立っていても通り過ぎてしまうことがあります。
バスがウィンカーを出したら、手は下ろして大丈夫。クレジットカードを握りしめてバスが止まるのを待ちましょう。
バスを止める時は、学校の授業のように手を上に挙げるのではなく、地面と平行になるように腕をまっすぐ横に出してみてください。
乗車する
まずは日本同様、降りる人が優先です。降りたい人が全員降りるまで待ちます。
そしてようやくあなたの番!ですが、列を作っていなかったとしても先に待っていた人優先で乗車しましょう。乗るときは必ず運転手のいるドアから乗車してください。
バスに入ると、すぐ目の前は運転手の席です。QRコードを読み取る機械と、タッチ決済をする機械が取り付けてあります。「Single to 〇〇(降りたいバス停名), please.(大人一人、〇〇までお願いします)」と言って運転手が機械を操作してから決済します。ロンドンなどでは、何も言わずに決済することが多いような。
既に何かしらのバス乗車券を持っている場合は、運転手に提示すれば確認してくれます。
クレジットカードで決済したら、レシートを受け取って座席に座りましょう。
ロンドンは分かりませんが、オックスフォードでは複数名分を一枚のクレカで決済しても大丈夫。現金も使用できますが、できるだけお釣りのないよう準備していきましょう。
バスから降りる
降りる場所を確認する
今回の場合、降りる場所は「Museum Street(ミュージアムストリート)」です。席に座ったら、先に検索しておいたGoogleマップを開きましょう。リアルタイムで地図上を動いてくれるので確認しやすいです。
Green Park StationからMuseum Streetまでは6駅。アプリ版Googleマップで調べた場合、白い丸で示されているのがバス停です。
止まってもらう

目的地で止まってもらうには、車内にあるボタンを押す必要があります。前の座席についている場合と、手すりについている場合の2パターン存在します。たまに赤と黄色の明らかに押してはいけなそうなものもありますが、もちろん押して大丈夫。
Googleマップでひとつ前のバス停を通過したら、すかさずボタンを押します。バスも走っていますので、直前だと止まることができません。前のバス停に停車した場合は、出発直後に押してしまって大丈夫です。音が鳴り、バス前方の「Bus Stopping」もしくは「Stopping」が赤く点灯すれば大成功です。ちなみに、ほかの乗客がすでに押している場合は改めて押す必要はありません。
バスから降りる
1階席に座っている場合は、そのままバスが停車するまで待ちます。2階席に座っている方は、バス停が近くなったら階段付近まで移動しておきましょう。
というのも、バス運転手さんはだいたい超せっかちです。ドアが閉まるのがめちゃくちゃ早いので、乗り遅れならぬ降り遅れないよう気を付けてください。
バスが停車したら、開いたドアから降車します。運転手に「Thank you!」とお礼をしてから降りましょう。イギリスらしく「Cheers!(チアーズ)」と言ってみるのもいいかも。少し気恥ずかしいかもしれませんが、片言でも大丈夫なのでぜひトライしてみてください。
補足情報
料金
日本では一駅ごとに料金が上乗せされていきますが、ロンドンではどこから乗ってもどこで降りても料金が一律となります。オックスフォードでもバスはゾーン制になっており、そのゾーン内であればどこから乗るかに関わらず料金は変わりません。
ロンドンであれば£1.75、オックスフォードは距離にもよりますが約£2.0です。また、1日の上限金額も決められており、£5.25(3回分の料金)以上はかかりません。さらに、1時間以内の乗り換えは無料でできます。
オイスターカード
イギリスの交通事情を調べると、必ず出てくるのがこのオイスターカード。ロンドンでは必須とも言われますが、コロナを経た2023年現在はクレジットカード等のタッチレス決済もオイスターカードと同様の使い方ができます。
長期滞在で定期が作りたいなどであれば話は別ですが、旅行で行く分にはクレジットカード、またはアップルペイ、グーグルペイがあれば十分です。
自分が持っているカードがイギリスでも使えるのか、不安もあると思います。Sony Bank Walletは私が実際にイギリスでも使用していて、今までバス電車スーパーと使えなかった場所はありません。海外での使い勝手がとてもいいカードですので、海外に行くことを考えている方はぜひ申し込んでみてください!
優先席
イギリスでは、優先席に対する意識が日本よりも高いです。
お年寄りや車椅子など、優先席を必要とする方がいなければ座席に座っていても問題ありません。ですが、必要な方が乗ってきた場合は必ず席を譲りましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。かなり複雑に感じてしまったかもしれませんが、一度覚えてしまえば簡単です。電車に乗るより安い場合が多いので、これを機にぜひバスを使い倒してみてください!
ヨーロッパ交通を予約するならOmio
ちなみに、ロンドン市内だけなどではなく、ロンドンからオックスフォードなど長距離を移動する予定の方は、上記のサイトも参考にしてみるといいかも。英語のみではありますが、感覚的に操作ができます。国内にある複数の鉄道会社を一括検索できるのでおすすめです。